すっかり空が高くなりました。
夏が去って少しさみしいけど、読書がはかどるのが嬉しい。
カズオ・イシグロも絶賛したというこの物語は、
今すぐ旅に出なくても大冒険している気になれる、傑作です。
息子ふたりの育児に忙しい毎日。
たまにアフリカの日々が強烈に恋しくなることがある。
強い風を受けたとき。
遠くで雷がきこえたとき。
雲の大きさを感じるとき。
早く息子たちが育って私の手を離れて自由になりたい(アフリカに戻りたい)と思う反面
小さな息子たちとの、この毎日が永遠に続いたらいいのにと思う。
手のかかる2歳児の長男と、目が離せない2ヶ月の次男。
今の私に「自分の時間」はほとんどない。
1日10分もパソコンにむかったり、本を読めたらいい方。
なにもできない日もある。夜は疲れて10時には眠ってしまう。
そんな毎日に行き詰まることも多々あるけれど。
息子たちのしあわせそうな笑顔を見ると、そんなことがどうでもよくなる。
この子たちの笑顔をずっと見てたいと思う。
ふたりをいつも抱きしめられる距離にいたいと思う。
今は自由がないんじゃなくて、自分の中に自由を探す時期。
最近、そういう風に考えるようになりました。
いつでも動き回っていたい私が、腰を据えてなにかに取り組めるのもたぶん今だけ。
本の初校があがって、自分が表現したいことをじっくり考える毎日です。
遠い世界で営まれている、別の生き方の可能性を感じれば感じるほど
いつも近くにいる人やふつうの毎日が愛しく輝くような気がします。